沖縄県の中部、中頭郡読谷村に工房を構える北窯(きたがま)。
北窯は、宮城正享、松田共司、松田米司、與那原正守の4名の親方が所有する共同窯。この北窯で創りだされる作品の数々の火入れはわずかに年5回。
作品は年に5回しか焼かれないということである。
伝統的なスタイルの登り窯で焼かれる「読谷山焼(読谷焼)」はモダンで力強く、釉薬の色使いも非常に美しい。
南の島の豊かな風土と気候に恵まれたこの読谷村で数々の「やちむん」が創り出されていく。
※「やちむん」とは沖縄の方言で焼き物という意味です。